ミニバス指導3年目中期(8年目前)

前期で試合にも勝てるようになり、練習メニューも強度をあげていかないといけないですよね。

しかし、勝てるからといって練習を急に厳しくするコーチがいますが、私にはできませんでした…

怪我が心配なんです。

さらに、コーチ自身が調子に乗ってしまうと、子供達はやらされていると感じ、楽しまなくなります。

そこで、私は子供達に”自信をつける信頼する楽しませる”ことにしました。

この3つが、ミニバスには必要だと今は感じています。

・自信をつける。

自分を信じて、できないことにもチャレンジし、できるんだと強い気持ちを持つ。

子供達を見ていると、負けず嫌いも多いですが、あきらめてしまうのが早いんです。

すぐに、気持ちが行動に現れてしまいます。

失敗したらどうしよう?

何していいかわからない。

怒られないかなあ?

できないから別にいいや…

などのネガティブなものが溢れてしまいます。

なので、指導が自分勝手にならないように心掛けましたよ。

失敗はたくさんしないといけないと教えるのは難しそうですが、あるんですよ指導方法!

ちょっとの成功も褒めてあげることです。

これにはコツが要ります。

当たり前にできることでも、本人にしたら大きな一歩なので見逃さない事です。

すると、テンポよく出来ることが増えていくんですよね。

勝手に、失敗を楽しむようになっていきましたよ。

そして子供達から「次のこと早く教えて~」と言うんです。

欲しがってきたら、自信がついてきた証拠ですよね。

指導に関してですが、練習についていけないとよく聞きませんか?

あれは、できる子に合わせているだけなんです。

勝ち欲がでると、できる子だけ教えたら強くなりますからね。

できない子には、「何でできないん?しっかりついてこい!!」と鬼発言…

あれってミニバスに必要とは思えないし、子供は怒られないように行動してしまいます…

・信頼する。

これは、簡単です。

コーチ自身が、子供達を信頼すればいいだけです。

夏休みになると、練習に遅れていかないといけませんでした。(仕事してますから…)

そうなると、付き添いの保護者と子供達だけで、練習しないといけないですよね。

特にキャプテンには、頑張ってもらうしかありません。

すると保護者に「子供達がちゃんと練習しません」と報告が…

私は答えますよ「キャプテンに任してますから」と。

もちろん保護者に言われます「怒ってくださいよ」って。

キャプテンと話し合いますよね。

「練習してないって聞いたけど、どこまで練習した?」

「このぐらいです」

「次回はここまではしないとな」

「怒らないんですか?」

「遊んでるとこ見てないし」

「保護者がさぼってるって」

「保護者が何を言っても、俺はキャプテンに任してるから」

すると1週間後には、しっかりと練習してくれるようになりました。

信頼されると、人は変わると思うんです。

特に子供は、親以外の大人に信頼されるとものすごく成長します。

現在もこのキャプテンとバスケしてますよ。

・楽しませる。

練習メニューのなかに、ゲーム性をもたせることを常に心掛けていました。

バスケの練習って子供も大人も同じようなメニューなんですよね。

質が違うだけで、単純です。

質を上げればいいと思いますが、ミニバスでは難しいんですよ。

なので、チームに分けて対決したり、個人で記録をつけてクリアしていったり、色々と考えましたよ。

おかげで、練習に飽きずに頑張ってくれました。

もちろん、面白くない地味な基礎練習もしてますよ。

特に、他のチームではしていないと思いますが、親も自由に参加してもらうことにしていました。

子供達は、親と一緒にすると勝手に負けないようにと必死になります。

親も、バスケの難しさを体験することによって、子供の頑張りを理解できるんです。

参加しない親とは、比べ物にならないぐらい応援が違いますね。

なにより、楽しいんですよ!!

子供とスポーツを一緒にできる時間って限られていますから、好評でしたよ。

こんな感じで中期は過ぎていったのですが…

冬になると、保護者が面倒くさいことに…

バスケの楽しみ方は様々 tekoでした。

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