バスケを指導したのは6年間だけですが、とてもいい経験をさしてもらいました。
指導者になる前も、バスケを楽しんでいましたが、現在の方が格段に上手くなっていると言われるんですよ。
何で上達するの?
と思われますが、答えは明確にあります。
それは、教えれば上達するということです。
今まで、人に教えることなんてありませんでした。
しかしながら、子供達に指導していると、いつの間にか自分も上手くなっているのを、一年目に気づいたんですよ。
中途半端では、上手くならないと思いますが、教えないといけない事をしっかりと伝えることができたら、自分にも浸透するんです。
本当に不思議ですが、事実です。
基礎練習も指導するだけでなく、自分も一緒にしていましたが、できないこともたくさんありましたよ。
おかげで、ドリブルも両方使えるようになり、シュートフォームも変わり、プレイスタイルも変化していきました。
子供達には、できる子はできない子に指導させてました。
チームワークも良くなり、できない子をバカにすることもなく、相乗効果抜群でしたよ。
教え子には、「いつかコーチを倒す!」と宣言されるんですが、40歳になっても倒されていません。
「年々、上手くなっている」と教え子に言われるのですが、みんなのおかげなんですよね。
指導するにあたって、体の仕組みというか、なぜそう動くのか?なぜそうなるのか?というのは勉強しましたよ。
少し参考までに…
・なぜ両手シュートで脇が開くのか?
私も教えられた記憶があり、両手の人差し指と親指で🍙を作ってボールを持ってシュートをすると、最初は指導しました。
が、完全に間違えていましたよ。
よく「脇開き過ぎ!閉めろ!」と叫んでいるコーチが居てるでしょ。
みんな🍙作ってるんですよね。
無理やり閉めるから変なんです。
簡単に脇がしまる方法は、人差し指と親指でL字を作るだけ。
指から腕にかけて通っている筋は真っ直ぐなので、自然に閉まります。
これだけでシュートは安定します。
・ドリブルが手に吸い付かない?
ボールが手に付くわけありませんよ、手に付いているように見えるだけです。当たり前か(笑)
なぜそうなるかは、ドリブルの強さです。
下から来る力を押さえつけているから、そう見えるんですよ。
ドリブルは指でするものなので、つまんでください。
強くするには、手を大きく開いてボールをつまみ出すと同時に手首も曲げます。
ボールはすべての指先の向きにいくので、どこに弾むか分かりやすくなりますよ。
跳ね返ってきたボールは、掴もうとすると吸い付くはずです。
あとは、繰り返すだけ。
書くだけじゃ伝わりにくいですよね…
他にも色々とあるんですが、文章にすると難しい…やめます…
これだけは覚えといてください。
シュート、ドリブル、パス、が上手くいかないのは、どこかに原因があります。
体のねじれ方、足の向き、腕の曲げ方、腰の落とし方、などが
自然に動かすことができる体の使い方
があるんですよ。
これが上手くできているのがプロ選手だと思います。
足の向き、肩の向き、腰の位置、膝の曲げ方、など普段は注目しない所をよく観察してみると勉強になりますよ!
ぜひ、スロー再生で。
まだ上手くなりたい tekoでした。