バスケが上手くなりたいという感情

四十三才の主夫が中学生、高校生、二十代と一緒にバスケの試合をしているなんて不思議で仕方ない。というかそんなに居ないのでは?もちろん自分のことである。

二十代というのは30才で突然はじまったバスケ指導の教え子達である。主に中学生の時に教えていたのがちらほら来てくれる。今は社会に出て働いていたり、子供を産んでママになっていたりと大きくなったもんだ。お酒を呑みかわしたときは変な気分に浸ったりした。

中学生というのは我が息子と友達である。中学三年生になって、どいつもこいつも背が高くなり変わらない身長になってしまっている。しかしながら筋力がまだ中途半端なので余裕がある。

高校生というのは二十代の教え子の弟の友達である。さすがに動きが速い。体よりも頭を使うのが大変だ。先読みをしないとどうしようもない。経験値だけが必要だ。

そんな楽しい仲間達とバスケをしていると、よくやるなと言われるが、続けていればなんてことない。それでも、もう体がついていかないやろと思われがちだが自分は違った。

もっと上手くなりたい。

と思ってしまうのだ。負けたくないのもあるが、単純に上手くなりたいのだ。それだけで動けてしまうのである。この感情がこの歳にもなって湧き続けるとは高校生から始めた当時は思いもしてないだろう。嬉しいことに子供達は素直に上手下手を言うてくれるのでやっていて楽しくて仕方ない。あと何年プレイできるか分からないがやめるときは絶対に来る。

もっと上手くなりたいという感情がなくなったらバッシュを揃えてフロアに置こう。

tekoでした。

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