バウンドパスの魅力

バスケのプレイの一つであるパスというものには、チェストパス、ショルダーパス、ビハインドパス、などと様々なものがある。その中の、バウンドパスには無敵さを感じる(笑) だけど、20年以上バスケをしているが、バウンドパスを使える人にあまり出会わない…何故なんだろう?

私は何よりもパスがものすごく好き。パスの変態だ(笑)。この変態さを文章にするとワケがわからなくなるので、バウンドパスだけを書きます。

何故、バウンドパスを使えるプレイヤーが少ないのか?

は、私が指導者をしていた時に感じているんです。

それは”教えなくてもいい”ことだから…

私は小中学生を指導したが、選手は何よりシュートが大好きでしかたない。ボールをもったら気が狂ったかのように走り出してシュートする。とにかく速攻が好きすぎる。小中学生の試合に落ちつきがないのはそのせいだろう。強いチームになるにつれて、パスを回すようになるけど、バウンドパスはほとんど見ない… ということは、教えなくても成り立ってしまう。必要があまりないのである…(笑)

もちろん自分のチームにはバウンドパスを教えていたが、使える子供は数少ない… 多くの子供は練習でできても、試合ではできない… バウンドパスを選択する暇がないのである。なによりも早くシュートをしたいから仕方ない…

バウンドパスは ”教えるのが難しい” というのが答えかもしれない。
魅力だけでも知っていただきたいので、挙げていきたいと思います。

①誰でも受けれる優しいパス

②ディフェンスが取りにくいパス

③相手の意表をつけるパス

① パスというのは、相手の胸元からお腹の辺りが一番取りやすいというのが ”基本” です。相手側がバスケ経験者なら、チェストパスなどの早くて直線的なパスは取れて当然なのですが…

初心者であればどうしますか?

多くの人は、フワッとした山なりのパスをしてしまいます。取りやすいと思って出しているみたいですが…出会った人のほとんどの人がしていますよ。少し考えてみてください… 初心者の人は、上からふってくるボールは、腕が伸びてしまって取れません… 顔に向かってくるボールは怖くて目をつむってしまいます… 後退りされたことありませんか? 基本を無視しまっているので、取れなくて当然です。

バウンドパスというものは、下から来るので顔には絶対に当たりません。上手い人であれば、いつの間にか手元に収まってしまうほど、優しくパスすることもできます。初心者の人には必ずバウンドパスをだしてあげて、バスケの楽しさを伝えてください。ちなみに、幼稚園の子供でも取れてしまいますよ(笑)

② ディフェンスが唯一守れないところが ”足元まわり”。そこにバウンドさせると余程の予測をされない限りとられることはありません。これを利用できないのは勿体無い。ディフェンスに反射的に取られることも防げます。今すぐ、ドリブルからのバウンドパス、速攻でも使えるサイドスローからのバウンドパス、を練習するべきです。

③ 足元まわりが弱いということは、股下なんて絶対にとられません… 股下にボールがくると、体が一瞬だけ動かなくなるんです…不思議ですよね。他にも横に動きながらビハインドパスでバウンドさせると、絶対に取られないです。横回転をかけてバウンドパスすると跳ねる時に角度が変わります。バックスピンをかけると跳ね上げることもできます。

簡単にあげてみましたがどうでした? バウンドパスって魅力的でしょ(笑)

少しだけでも気になったでしょう?

そもそもの話、パスのスキル習得、パスコースを見つける、瞬時に判断することができないとね(笑) 練習あるのみ。

tekoでした。

サイドバートップ

シェアする

フォローする

サイドバートップ