“妻の取り扱い説明書”
この文面に違和感を感じた人も少なくないだろう。
妻は最愛の人である,というか製品ではない。
何か問題があれば妻に聞けばいい話し合えばいい、ケンカなんて何度もすればいい…
と思ったのだが、夫婦関係に絶対というものがないのが世の中…(笑)
この本には基本的に、統計的な妻の行動が書かれている。こんなことがあるのか?と読んでいたのだが、どうしても引っ掛かる事が多発してしまうのだ。
妻がとった行動に対して夫がかける言葉が、思いやりや感謝ばかり… そんなこともできない夫がいるのか?と思うのだが、現実は大勢いてることに驚いてしまう。
私は結婚して17年程になるが「いつも感謝しているよ」などとは言った事がない。しかしこの本には「いつも感謝している」といった感じのニュアンスを常に妻に伝えさせようとする。
違うだろ!
これほど未熟な接し方があるのか? と私は思うのだが…
感謝の言葉”ありがとう”は自然にでてくるものだと思っている。
誰かが何かをしてくれたら言わないのか?
普段、言えていない夫が口にすると問題が起きるのは目に見えている。
妻は当たり前のように何もかもしてくれる、という甘えが原因なのか。
夫婦仲が悪くなった夫が、トリセツ本の通りに行動したら元に戻れる…そんなはずがない(笑) むしろ離婚してしまう、と思うのは私だけなのか…
なんなら妻の方が読むべき本なのではないのか…(笑)
tekoでした。