大人になって就職できたのを喜んで働きだし、巡り合った人と恋をして、仕事も恋愛もうまくいって楽しく過ごし、愛している人と結婚することができ、さらに二人の子供にも恵まれて家族をもち、家族の為に毎日当たり前に働いて、これといった不満もなく日々を過ごしていた。これを幸せだ!と思っていた…
そんな幸せな人生真っ最中に、3人目にダウン症の愛娘が産まれてきた…
こんな想定外のことが起こっていいのか?
ダウン症って何!!
この子を愛せるのか?
どうなってんだ!
あらゆる感情の中で、何かが崩れ堕ちたのは間違いない。
幸せな人生が崩れたのか?
幸せな人生と思い込んでいることが崩れたのか?
分からない…
言えることは、愛娘の誕生のおかげで色々な事を考えることになった。
特に、思ってしまったのが、これだ!
当たり前に過ごしていた日々
なんの心配もなく過ぎ去る日々
これで死ぬ時に幸せだったと思えるのか?
この思いになった途端に崩れ堕ちたことが明確になる。
幸せな人生と思い込んでいることの方。
幸せな人生は歩んでいる。
ただ、ダウン症の愛娘が生まれてきただけ…
困難な壁が立ちはだかっただけ…
崩せばいい。
となれば、次に進める。
家族にとってどうしたら幸せに歩んでいけるのかを考えると、
自分の思い描いていた人生は歩んでいけない…
何かを変えないといけない…
ずっと考えながら働いていて、ある日にふと思いついたんです。
再び人生を描けばいい
思いついたのはいいんですが、簡単にはいきませんよ…
今まで築いてきたことを手放すんですから。
絶対したくないですよね。
それでも、やらないといけないんです。
これが間違っていようとも。
前に進むためにも!!
そして去年の夏に主夫になり、今に至ります。
愛娘が誕生しただけでこんなに人生が変わってしまうとは…
幸せな人生を歩んでいるのか? tekoでした。