愛娘が産まれてからの人生

ダウン症の愛娘が産まれて8年が経っている。愛娘の心臓の手術、体が弱かったので繰り返す入院、様々な出来事が起きていた。その中でも自分にとっては衝撃的なことがある、それは会社員を辞めたことだ。10年プラス5年の会社員を。愛娘が小学生になる1年前なので現在から3年前かな。先ほど書いた様々な出来事が起きる度に、夫婦どちらかの仕事の都合をつけて休まないといけない。本当にキツイ。会社にも迷惑がかかるし、ブツブツ言いがかりをつける社員が一人いたし、どうしようかと悩み続けていた。そして愛娘の最終であろう心臓の手術が小学生になる前にすることが決定したときに、自分の中で主夫になると決断。すぐに妻に何かと理由をつけて話し合って自分が仕事を辞めることになったのだ。辞めると時間はすべて自由。何が起ころうと対応できる。実際、手術で大変な時期も問題なく過ごせた。度々の検査入院もいつでもいい。それと同時に妻も生き生きと仕事をしている。はず?
辞めてからというと、今はとにかく

幸せだ。

もちろん生活が変わる不安はあったが、仕事を辞めたら家庭がどうなっていくか?は大体の予想通りにすすんでいる。最初のうちは主夫?と驚く人も居たが、そんなことは他人のうわ言に過ぎないと思っている。当然ながら主夫というものにも全く抵抗なく過ごしているのだが、自分の漠然と描いていた夢みたいなものはなくなった。しかし最近になって気づいてしまった、個人事業主として仕事をしているということは言うなれば独立ということか?それならば夢は叶っているということに。

不思議なことに愛娘が産まれてからの生活の方が充実している。以前も楽しかったが、さらに楽しくなった感じだ。この先の愛娘の成長の仕方でどうなるか分からないが新たな夢が生まれたのだ。それは秘密。

tekoでした。

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